位相差顕微鏡とは?

位相差顕微鏡

一般の明視顕微鏡では、アメーバや白血球、ワシ、細菌、ツリガネムシ等、体の透き通った生物を観察するとき、光が通り抜けてぼやけてしまい、輪郭がはっきりしません。

そのわけは、明視照明観点の欠点である、集中と回析光でよく見えなくなる問題を除去して、

生体をクッキリ見させる方法です。


微生物のイラスト

位相差観察の原理

ガラスは水より感じる率が大きいです。水とガラスを同じ厚さにして光を静かと、好む率の差からガラスを抜けた光の波の方がずれてきます。
これを立場差といいます

やはり光がある物質を通過するとき、まっすぐに通過する直接光と消えて出てくる回析光とに別れ、回析光の光波は時間が経って出てくるために、光路差(位)これを光の強度差、一応明暗のコントラストに変えて、生の標本を無染色のまま観察できる仕組みになっています。


単機能の潔さ

イポナの位相差顕微鏡は基本的に位相差観察オンリーの単機能です。システム顕微鏡のように、明視野、暗視野、偏光、微分干渉など、「何にでも使える顕微鏡」ではありません。イポナの位相差顕微鏡は、これさえあればどんな観察にも使用できるといった種類の製品ではないのです。
しかし、単機能であることが道具としての使いやすさ、お買い求めやすさにつながるとイポナは考えます。
「位相差顕微鏡をもっと手軽に使用したい」というお客様の声に応える形でイポナの位相差顕微鏡シリーズは誕生しました。